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高齢者の心を支える手法として、回想法が注目されています。1960年代にアメリカから始まった回想法の原点は「回想は自分の人生を据え直す積極的な心の動き」とされています。回想は後ろ向きなことではなく、自然に過去と向き合い、むしろ人生を振り返ることで、自己の価値を見い出そうというものです。
回想法は主に認知症の方に用いられますが、昔を懐かしんで語り合ったりすることは、特に高齢者の方々にとっては楽しいひとときです。孤独になりがちな高齢者の方々の仲間づくりや、生きる活力自信回復にもつながります。
これを実践している施設などでは、確実に成果をあげています。 |
回想法とは1963年にアメリカの精神科医ロバート・バトラーが、高齢者の豊かな回想を見直そうと提唱したことに始まります。回想法は大別して、個人回想法とグループ回想法があり、その介入のしかたにより、レミニッセンス(一般的回想法)とライフレヴュー(人生回願)がある。現在回想法は、医療機関や介護保険施設など臨床や施設介護の分野では、非薬物療法の一つとして注目され応用されてきています。介護保険の定着化が進み高齢者の進行により、援護や介護を必要とする高齢者が増加し、福祉の視点が介護予防へと移行してきています。 |
昭和戦前期から50年代のレコード・絵はがき・おもちゃ・新聞・雑誌・日用雑貨など、どこの家族でも使用されていた物、あるいは眠っていたもの。言い換えると、どこにでもありそうだけれど今はみかけなくなくなってしまったもの、又、顧みられることなく捨てられてしまったものが、「回想法」の資料として使用されます。 |
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